6月18日(水) 淡路島のタコ釣り


初夏のお楽しみ

超高級ブランド キロT万円?明石のタコを狙って淡路島北淡町へ

2sの大ダコだと2万円もするそうだ


港近くのコンビニの駐車場はタコ釣り客だらけ

オキアミを売っているローソンってあるんだ


この船宿は5隻体制のようで

平日早朝なのにものすごい人でごった返している

地元では絶対に見ることのない光景だ


各船頭さんから名前を呼ばれて乗る船が決定



一昔前(10年ほど前)は適当な釣り方しても

1人40〜50杯は普通に釣れていたし

上手な方は100杯以上釣っていたが

4〜5年前からガクンと釣果は落ち込み釣れなくなってしまった


明石のタコ漁獲量を見ても10年前までは1000トンあった水揚げが

ここ数年は1/5〜1/10に激減

漁師が捕れないんだから そりゃ釣れなくなるわな


タコ釣りにもいろいろなルールができて

小さいタコを捕らないようにしているが

根本的な解決策にはなっていないみたい


タコ同様イカナゴの漁獲量も最盛期の1/1000になっているから

海の様子がすっかり変わってしまってしまったようだ


少なくなって釣りにくくなったタコをどうやって釣るか

釣り人の悩みは尽きない

一般的な餌木の人気カラーは 黄色・緑などの目立つ色

それにワームやタコベイトなどの飾り物をつけて

多くの釣り人は派手派手系のエギにしている





それとは真逆の発想で 飾り物一切なし

ダイソーエギをオールブラック仕様にして1日使い倒す

タコは学習能力が高いので

連日同じようなエギで仲間が釣られたり

痛い目にあったりしているだろうから

あえて他の方が使わないカラーで差別化をはかる


今年は海水温が低かったせいか

シーズン初期から数型ともに調子が上がらず

1日やってボーズとか1〜2杯なんてこともあったようだ

アオリやタコは1年物で魚のように流れてこないので

シーズン初期に新子の絶対数が少ないと

その年は低空飛行のまま終わってしまうことが多い


最近は1人5〜10杯 上手な方は20杯 みたいな感じ

去年と比べてもキロアップも少なく たまに見る程度とか

なかなか厳しいようだが頑張るしかない


釣り開始は水深8mの浅場から

小潮初日だが 朝から1ノットを超える速い潮が流れている

底取りもままならない状態であったが

船中ファーストヒット

500gほどの中玉

黒 釣れるやん



潮がさらに速くなってアタリもなくなり修行の時間帯が続く

8時を回ると潮も緩みだし アタリも出始めた

小玉〜中玉サイズは当たってくるが

キロアップの大玉サイズは何処へ?



水曜日なので明石の遊漁は定休日 

でもタコ釣り船多数


潮がさらに緩んでくると 良型を求めて

水深40m台の深場へ

竿先にゴツゴツした岩礁の手ごたえが伝わって

なんだか大きいのが釣れそうな雰囲気



しかし揚がってくるのは中玉と小玉ばかり


ん?

竿先が何かにもたれかかるような感触

なんか根掛かりっぽいけどタコかな?

竿先をシェイクしてしっかり抱かせて

せーの ドン!

乗った〜

手ごたえ十分

これはデカい

巻き上げ途中でアオリのようなジェット噴射

キロアップは間違いないなと思ったら

あと10mのところで竿先のテンションが抜けてしまった

唯一掛かった大玉サイズはオートリリースとは(泣)


その後も中小型は拾えるものの

サイズは上がらないまま

12時 終了



巨大キティちゃんを眺めながら帰港


1日まっ黒エギで通したが

一般的なカラフルなメーカー品の高いエギを使っている方と

大差なく釣れたので これもアリかな


今後海水温の上昇とともに

タコの活性も上がってくれたらいいんだけど

絶対数が少なそうな今年はちょっと期待薄かな?



本日の釣果 マダコ 13匹